2009.04.22 (Wed)
国宝☆阿修羅展 in東京国立博物館
この間、ここに行ったのですが・・・
興福寺 デスが・・・しかーーーし!
阿修羅は不在でした~
奈良の観光案内所にも不在の貼り紙が・・・。誰も国宝館に入っていなかった(爆)
今、阿修羅像は、上野の東京国立博物館に来ています。
※ネタバレ含みます
『国宝・阿修羅展』デス。
3つの顔、6本の腕を持つ阿修羅。
阿修羅展は連日スゴイ人で、平日でも20分とか40分待ちだとか。朝一でも
こんなにたくさんの人が!!!(ギャルっぽい子も結構いた)
もしかしたら、この土日(18日・19日)で八部衆の畢婆迦羅立像 、鳩槃荼立像 、十大弟子のらごらぞう (漢字でないっぽい)の展示が終了だったから、余計に人が入っていたのかな?
一緒に行った、友達は畢婆迦羅立像 をかなり気に入っていたから、なくなってしまうの残念だね・・・。
オイラは、乾闥婆像 や、沙羯羅像 のよぉな、かわいい顔をしている方が好きだなぁ
沙羯羅像は・・・蛇をあたまから巻いているんだけど、そのあと行った上野動物園のお土産コーナーにて、蛇のぬいぐるみで同じポーズを取ったりして遊んだことはココだけの秘密に・・・。
現場にあった解説によると、すでに破損してしまった、五部浄像 は、青い顔をしていたとか・・・。
五部浄像 のところで、八部衆 や、一緒に展示してあった十大弟子 のつくり『脱活乾漆造』の構造が分かるように解説つきの展示がされていました。木で骨組みを作り、麻布を巻き、漆をつけていくらしい。(詳細はWikipedia にて)非常に手間がかかる上、漆が非常に高価なので、平安時代以降は作られなくなったらしい。
展示は、ガラスケースではなく、生での展示。後ろまでまわれるようになっていて、非常に近く、普段なかなか見られない部分まで見られるよぉになっていました。後ろには、当時の彩色豊かな色彩が結構残っている像もありました。
さてさて、メインの阿修羅 。
阿修羅の前にはモニターつきの通路がって、あおるあおる(笑)通路を抜けると・・・360度、阿修羅を群集が囲っていました(笑)
なんとか、群集の中に入り、阿修羅を360度・・・見てみると、表情が角度によってかなり違うことを発見。6本ある腕の出方も写真で見るのと違い、一番上にあがっている腕は、後ろじゃなくて真ん中であることなどが分かりました。
他には、四天王像などの鎌倉時代の仏像の展示。もちろん、すべて生の展示なので、下で踏みつけられている「天邪鬼」までよく見えました。天邪鬼の表情が面白かった。
でも、やっぱりオイラは、飛鳥・白鳳・天平文化あたりが好きなので、八部衆と十大弟子の展示が良かったなぁ
最後に映像で見る、興福寺の中金堂の再建とCGで見る阿修羅。阿修羅は人間に忠実に作られているよぉに見えるけど、鼻の小鼻をなくして、かわいく表現していたり、どこか当時のキャラクター的に作られているなどの解説。そんなVTRを見たので、もう一度、十大弟子・八部衆・阿修羅の展示を再度回りました。
もうちょっと見たかったけど、午後になって人が多くなってきたので退散しました。2時間見ても見足りなかったなぁお寺で見るのもいいけど、展示会で360度、後姿までじっくり見るのもいいと思いました
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